事務局だより 2023年6月号

早生日本桐(ジャパロニア)の試験圃場の最新報告です。
菌根菌ジャーナル4号の2ページから9ページで、昨年5月の植栽から年末までの様子を書きました。

ナギナタガヤ23年4月4日
その後春になり、すっかり葉を落としていた桐から新芽が芽吹き、枝も伸び出しました。
ナギナタガヤも順調に生育し、圃場一面を覆いました。

ナギナタガヤ23年5月25日
5月終わりになり、ナギナタガヤは結実し倒伏しました。間に雑草は見えますが、全体を草マルチしたように覆いつくしました。雑草防除効果が期待できます。

ナギナタガヤ23年5月26日 食害
桐の幹にカミキリムシの食害が見つかりました。

ナギナタガヤ23年6月1日
財団の植物保護材(植物を守る植物オイルを乳化剤なくして水に溶けるようにした粉末資材)をペースト状に練り、食害の穴に塗り込めテープで保護しました。また、ボーベリア菌が入った不織布テープを、食害のあった圃場の全部の桐に巻き付けました。ボーベリア菌は、カミキリムシの体に感染し殺虫する効果があります。

植物オイル粉末(植物保護材)

植物オイル粉末(植物保護材)

これから夏を迎え、暑さに強いC4植物である桐が盛んな光合成をおこない、一気に成長していくことと思います。ちなみに、このひと月で樹高が平均30cmほど伸びました。
今後が楽しみです。