AMF推進協会 - 設立総会

去る、11月6日に「AMF推進協会」の設立総会が開催されました。

このAMF推進協会の設立に際しては、
中村建設株式会社、
ライト工業株式会社、
富士見工業株式会社、
株式会社堀内土木、
極東メタリコン株式会社、
一般財団法人日本菌根菌財団の支援と協力で発足されました。

この協会は、「2050年カーボンニュートラル宣言」を実現させるため、アーバスキュラー菌根菌、すなわちAMFですが、この菌根菌を活用して、CO2削減効果の高い、早生日本桐「ジャパロニア」の植樹活動や活用技術の開発を行うことを目的としています。

ところで、AMFは植物の根に共生して、植物から光合成産物を受け取る見返りに、植物の養水分吸収を促進させて、植物の光合成活性を高めるので、植物の生長が著しく旺盛になります。また、病害虫抵抗性なども賦与します。
ちなみに、AMFが共生したジャパロニアのCO2の固定量は、一般の植物と比べて、3から4倍もあるのです。
この「AMF]と「ジャパロニア」の普及を基盤にして、より良い社会を築いていきたいと思って、私たちはこの協会を立ち上げました。この協会が持つ可能性は無限大であると考えています。
これからの挑戦と機会に向けて、皆様の情熱と献身が必要です。共に歩み、共に成長し、共に繁栄していきたいと思っています。そして、今後この協会が地域に根ざし、社会に大いに貢献していくことを期待しています。
皆様のご協力とご支援を、引き続きよろしくお願いします。

なお、本協会の会長には財団理事長である石井孝昭が就任しました。事務局は中村建設株式会社が担うことになります。

会長の挨拶

財団顧問である元静岡県知事石川嘉延氏の来賓祝辞

中村建設(株)金田土木副本部長による概要説明

財団理事であり、(一社)クールアース最高顧問の橋本健二氏の事例報告

会場の様子

中村建設(株)代表取締役社長中村仁志氏による閉会挨拶

ジャパロニアの普及を目的とする協会が新たに設立されたことにより、建設業界や関連業界への大幅な普及が期待できます。
AMF推進協会の概要と取り組み内容を図式化したものを以下に示します。